人気番組「クレイジージャーニー」に犬ぞりレースのマッシャー(犬ぞり師)として活躍する本多有香さんが出演。
本多有香さんは、犬ぞりレースにに魅せられ何のつてもなく英語も話せないまま、単身カナダに移住し、極貧生活と過酷な下積みを重ね16年。
世界一過酷な犬ぞりレース「ユーコンクエスト」で日本人女性初の完走者となり、その偉業が称えられ2015年には冒険家たちの憧れでもある「植村直己冒険賞」を受賞。
今回は、クレイジージャーニーに出演されるとのことなので、本多有香さんにスポットを当ててみました!
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本多有香(犬ぞり師)の経歴や年収(収入源)は?
まずは本多有香さんの経歴プロフィール情報から紹介します。
名前:本多有香
年齢:45歳
生年月日:1972年
出身地:新潟県
最終学歴:岩手大学農学部
本多有香さんは、大学卒業後、新潟県土地改良事業団体連合会にて女性第1号の技師として勤務していました。
しかし、大学3年生の時にカナダのイエローナイフにオーロラを見に行った時に、アラスカンハスキーがそりを引いているのを見てオーロラより感銘を受けます。
その後、一旦は就職したものの、どうしても犬ぞりレースのことが忘れられず、2年半で退職し単身カナダへ。
当時は、英語も話せず、何のつてもないため、カナダの観光局に行き、ベテランのマッシャーを紹介してもらい、犬のお世話係りとして働き始めたそうです。
しかし、働くと言ってもお給料がでるわけではなく、食費と住むところを提供してもらい、朝から夜遅くまで働きながらマッシャーのことを学んでいったそうです。
カナダといっても、街中に住むのではなく大自然の山の中にコテージを作り生活をし、お給料が出なくてもお金を使うことがなく、1日中犬ぞり生活漬けの日々。
こうして過酷な下積み生活しながらマッシャーのことを学び、2006年から犬ぞりレース「ユーコンクエスト」に挑戦し、2012年に日本人女性初の完走という偉業を成し遂げます。
本多有香の収入源は?
これまでクレージージャーニーでも数々の冒険家たちが登場してきましたが、いつも気になるのは冒険の費用はどうしているのだろう…ということ。
実績を残し、有名になってくればスポンサーなどがついて活動費となるかもしれませんが、スポンサーをつけるのはなかなか難しいかと思います。
本多有香さんの場合、犬ぞりレース「ユーコンクエスト」に挑戦し続けているわけですが、このユーコンクエストは出場するのに、なんと約200万円ほどの費用がかかるそうです。
優勝すれば優勝者のみに賞金300万円もえらえるわけですが、優勝しなければゼロ…。
しかも、レースに出場するまでの練習や犬たちのエサ代など出費がかなりかさみます。
本多有香さんは、そういった費用をどうやってまかなっているのかと思い調べてみたところ、現在は「ペンキ屋」の仕事をしているそうで、ここ3年くらい練習やレースがない時はされているそうです。
つまり、本多有香さんの場合、スポンサーがついていないため、生活費や犬のエサ代、レースにかかる費用などは、全て自分で稼いでまかなっているそうです。
決して楽な生活ではなく、自ら森を開拓し、小屋を作り、電気や水道、インターネットもないという生活を現在でもされておりぎりぎりの生活をされているそうです。
また、冒険家の方たちとえいえば、本を出版したり講演活動をされて活動費を稼いでいる方も多いですが、本多有香さんの場合は、興味はありつつも、そういったこと活動はされておらずに、地道にこつこつと稼いで全てを犬ぞりのために捧げています。
これは、なかなかできることではありません。凄い…!
本多有香(犬ぞり師)偽装結婚の過去?
さらに、本多有香さんについて深く調べていると「偽装結婚」の噂が!
噂というより、これ本当に実行する寸前だったそうなんです。
海外に住むとなればビザが必要になり、期限があります。
2006年初めてのレースに参戦することになった本多有香さんですが、これまで観光ビザでカナダにはいていたようですが、もっと長く滞在したいという思いが強くなり、永住権取得のために偽装結婚まで考え、書類まで用意し実行寸前だったそうです。
結局、偽装結婚はせずに現在は永住権が取れたそうですので、偽装結婚しないでよかったですね(笑)
また、現在結婚されているのか気になって調べてみたのですが、正式には公表されていません。しかし、犬ぞり生活一色という感じなので、おそらく現在もされていないか、もしくは同じ犬ぞりをされている恋人がいるのではないかなと思われます。
本多有香(犬ぞり師)が挑戦するユーコンクエストとは?
本多有香さんが日本人で初めて完走した犬ぞりレース「ユーコンクエスト」
犬ぞりレースといえば、犬がそりをひいて走るものですが、このユーコンクエストは世界最大級の犬ぞりレースとして知られています。
レースと言えば、1日で短時間で終るようなイメージですが、1600キロもの距離をなんと約10日間ほどで走るというもの。
1600キロといえば、東京から沖縄に匹敵する距離です。
平均気温マイナス13度という極寒の中、犬と共に凍った大事を疾走し、レース途中にも数々のハプニングが待ち受けていたりと、その過酷な状況からリタイアする人も多く完走すること自体が難しいと言われています。
おわりに
今回は犬ぞり師(マッシャー)の本多有香さんについて紹介しました。
電気も、水道も、お金もない、ただひたすらにそこにある夢だけを追って生きる本多有香さん。
物凄く過酷な生活をしてきて、現在でも大変なのでしょうが、犬ぞりレースに人生の全てをかけるそのひたむきな姿はとても真似できない、まさにクレイジージャーニーだと強く感じました。
これからも夢を追い続けて頑張って欲しいですね。
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