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藁の楯ネタバレあらすじ結末まで&感想!ラスト清丸の衝撃告白に鳥肌…

投稿日:6月 30, 2017 更新日:

大沢たかおさん、松嶋菜々子さん、藤原竜也さんら豪華キャストが出演して話題となった映画「藁の楯」

「ビー・バップ・ハイスクール」で知られる漫画家・きうちかずひろさんが初の小説家デビューとなった原作小説「藁の楯」を、日本を代表する映画監督・三池崇史監督が映画化。

清丸という男に孫娘の命を奪われた経済界のドンは、孫娘の敵をうったものには10億円の懸賞金を出すと発表する。

身を隠していた清丸は命の危険を感じ、自ら警察に出頭。

5人のSPが付けられ東京へと移送されるが、次々と清丸の命を狙うものが現れる。

果たして、SPは清丸を東京へと無事に移送できるのか、そして殺人犯を擁護する意味はあるのだろうか…。

今回は、映画「藁の楯」のネタバレあらすじ結末までまとめました。

ラストまでネタバレしていますので、結末を知りたくない方はご注意ください。

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藁の楯主要キャスト登場人物をチェック

■銘苅一基(大沢たかお)
警視庁警部課第4係所属のSPで警部補。
3年前、妻が飲酒運転のひき逃げ事故にあり亡くしており、お腹の中には子供がいた。

■白岩篤子(松嶋菜々子)
警視庁警部課第3係所属のSPで巡査部長。
シングルマザーとして小学校3年生になる息子がいる。
逮捕術、射撃術ではトップだがシングルマザーでなければ出世できたのにと言われている。

■蜷川隆興(山崎努)
元経団連会長&資産家。
孫娘・知香が清丸に命を奪われ、その仇として10億円の懸賞金をかける。

■清丸国秀(藤原竜也)
8年前、めぐみという少女の命を奪った罪に問われ服役していた。
仮出所していたところ、知香の命を奪う。

■奥村武(岸谷吾朗)
警視庁刑事部捜査一課の刑事で警部補。
清丸護送メンバーの一人。

■関谷賢示(伊武雅刀)
福岡県刑事部捜査一課の刑事で巡査部長。
清丸護送のメンバーの一人。

■神箸正樹(永山絢斗)
警視庁刑事部捜査一課の刑事で巡査部長。
清丸護送のメンバーの一人で知香の現場に立ち会った刑事でもある。

■大木係長(本多博太郎)
警視庁警部課第4係所属で警部。
銘苅の上司であり、清丸移送の要請を銘苅に命じる。

■高峰警視正
清丸移送の総責任者

■由里千賀子(余貴美子)
タクシードライバー

藁の楯【映画】ネタバレあらすじ~10億円で懸賞を掛けられた男~

日本の経済界のドン・蜷川隆興(山崎努)の孫娘・知香が殺された。

犯人は、過去に違う事件で服役し仮出所釈放されたばかりだった男・清丸国秀(藤原竜也)

警察の捜査が続く中、全国紙に「清丸を殺害したものには10億円支払う」と全面広告が掲載される。

そもそも、新聞は何十にもチェックされて、初めて一般人に届く。しかし、何者かによって摩り替えられ、全新聞に大々的に掲載されてしまった。

さらに、新聞だけではなく清丸サイトが作られ、蜷川隆興(山崎努)が清丸を殺害したものには10億円の支払うと話し、条件を掲げていた。

①清丸国秀に対する殺人罪、もしくは傷害致死で有罪判決を受けた者。複数可
②国家の許可を持って清丸国秀を殺害したもの者。

つまり、清丸を殺害したら即10億ではなく、有罪判決を受け罪を償ったものというのものだった。

清丸サイトは閉鎖できないようになっており、どんどん広がっていた。

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藁の楯【映画】ネタバレあらすじ~SPチームの結成~

テレビで事件のことが報道され、清丸はかくまってもらっていた男にも襲われそうになり、命の危険を感じた清丸は、潜伏していた福岡にて警察に出頭する。

警視庁では清丸を福岡から東京へと移送するため、5人の精鋭SPがつけることになる。

警視庁警護課の銘苅一基(大沢たかお)、白岩篤子(松嶋菜々子)、そして警視庁捜査一課の奥村武(岸谷吾朗)、神箸正樹(永山絢斗)、さらに福岡県警の関谷賢示(伊武雅刀)が移送に同行することとなった。

国家の威信にかけて、清丸を安全に東京に移送するように命じられ、殺人犯を護送する意味があるのかと奥村や神箸たちは疑問を抱くが、銘苅は「守れと言われたらどんなやつでも守る。それが我々の任務だ」と言っていた。

移送が始まる前、清丸をかくまうフリをして襲った男は逮捕され、1億円の報酬が支払われたと清丸サイトに掲載される。

このことにより、清丸に少しでもケガをさせ捕まれば大金がもらえると世間でも広まっていった。

藁の楯【映画】ネタバレあらすじ~狙われた護送車~

福岡拘置所にいた清丸は、連行しようとした警察に襲われケガをしていた。

清丸の元に向かった銘苅たちは、清丸を連行しようとするものの、清丸は暴れだす。

暴れる清丸を落ち着かせようと、医師がナースに注射を打つように命じるがナースが注射器に毒薬を入れ、清丸を殺害しようする。

銘苅はナースが注射器に何かを仕込む様子を見ており、ナースはその場で取り押さえられた。

本来、清丸の移送は飛行機で計画されていたが、直前になり飛行機の整備士が殺害目的で飛行機に細工していたことが判明。

これによって、飛行機での移送ができなくなり、もはや国民全員が清丸を狙っている状態になっていることに気づく。

飛行機での移送を断念し、護送車が用意され、どの車に清丸が乗っているかわからない状態にするため、おとり護送車が5台用意され、陸路での移送が始まった。

5台ものおとり護送車に加え、350人もの機動隊が護衛につけられ高速道路にて清丸の移送を開始。

しかし、銘苅は一般人は武器の入手が困難であり、訓練されていないためそう怖くない。逆に一番怖いのは武器を持っており訓練されている警察官だと警戒していた。

護送中の車内で、清丸はSPたちを挑発するような言葉を浴びせる。

高速道路を走行中、1台の大型トラックが逆送し、護衛していた警察の車を突き飛ばし清丸の護送車に突進してくる。

神箸正樹(永山絢斗)、が外に出て、大型トラックの運転主にめがけて発砲すると、トラックの運転手は仕掛けてあった、爆弾のスイッチを入れ、車は爆発し火を噴いて大きく横転した。

この事故により、動けなくなってしまった清丸の乗った護送車。

ふと白岩が清丸サイトを見てみると、サイトには清丸の位置情報が筒抜けとなっており情報が漏れてることが判明。

さらに、外では清丸を狙った多くの野次馬が群がり始めていた。

350人もの警察がいれば、そのうちの誰かが情報を漏らしたのではないか、白岩はそう考えていた。

その時、清丸移送の総責任者である高峰警視正から伝言だと、二人の警察が護送車に近づいてくる。

ドアを開けて中に入れようとしたその途端、二人の警察は清丸めがけて銃を発砲。しかし、銘苅が清丸を庇い撃たれその場に倒れてしまった。

銘苅は、防弾チョッキを着ていたためケガ程度で済み、一命はとりとめた。

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藁の楯【映画】ネタバレあらすじ~ド迫力!新幹線での緊迫戦~

高峰警視正より、今の状態での移送は危険である、本日の移送は中止されると命じられるが、銘苅の提案により別の方法での移送が始まった。

それは、350人体制の移送部隊をおとりとし、清丸と5人のSPは新幹線に乗るというもの

清丸を連れ新幹線に乗り込むと、車掌にひとつの車両から客を降ろすように命じ、前方ドア、後方ドアにそれぞれ奥村(岸谷吾朗)、神箸(永山絢斗)、関谷(伊武雅刀)見張りを担当。

清丸の傍では、銘苅と白岩がついた。

こうして新幹線での移送が始まった。

しかし、すぐに清丸サイトに、位置情報が掲載されてしまっている。新幹線に乗り、さらにこの車両に乗っていることを知っているのは、車掌とSP5人だけ。

神箸(永山絢斗)は、誰かが情報をもらしたと疑い始める。

捜査一課の神箸(永山絢斗)、奥村(岸谷吾朗)と、警部課の銘苅(大沢たかお)と白岩(松嶋菜々子)は対立し始める。

すると奥村(岸谷吾朗)は、銘苅(大沢たかお)に「清丸のような男を殺してやりたいという強い動機がある」と疑い始める。

銘苅は3年前、飲酒運転をしていた男の車に轢かれて亡くしていた。その男は、銘苅の妻を轢く前にも同じ飲酒運転で事故を起こしていた。

そのことを知っていた奥村(岸谷吾朗)は、「人を轢き殺したやつが、刑務所を出て、今度は彼の妻の命を奪った。人間のくずだ、清丸のような。そんな人間は殺してやりたいだろ。私ならそう思う。」

と言う。

銘苅は「俺を疑うならいくらでも疑え」とスーツを脱ぎ、神箸(永山絢斗)に持ち物を調べさせるが何もみつからなかった。

疑って悪かったという奥村(岸谷吾朗)は「その運転手許したのか」と問いかけるが、銘苅は「許してはいないが、仇をうっても。死んだ妻は戻ってこない」と話す。

その話しを聞いていた神箸(永山絢斗)は「どうして割り切れる?俺は知香ちゃんの遺体を見た。あんなの人間ができるものじゃない。忘れられない。清丸を殺してやりたいと思った」と言う。

しかし銘苅(大沢たかお)は「死んだ妻に人を守るのがあなたの仕事よと言われた。その言葉だけがこの3年間の俺を支えている」と答えた。

それぞれ5人は、スーツを脱ぎ所持品を見せ身の潔白を証明した。

すると、奥村は護送を中止に伝えに来た高峰の後ろにいた公安の男ではないかと疑い始める。

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藁の楯【映画】ネタバレあらすじ~仲間の死~

岡山駅を通過したところで、スーツを着た男3人が車両に近づき、神箸(永山絢斗)は銃を向け、男たちを威嚇する。

男たちは引き返すそぶりをし、油断した神箸(永山絢斗)に発砲。

外の銃声に気づいた、白岩は清丸を車内のトイレに隠れさせ、激しい銃撃戦が始まる。男たちはその場に倒れた。

激戦がおさまり、新幹線を急停車させ、救急隊員を入れ、ケガの処置が行われた。

撃たれた神箸(永山絢斗)は重症で懸命な救急処置が行われる。

しかし、神箸は「清丸を守る価値あるのかあんなクズのために何で俺たちが命かけなければならないんだ。俺がいなくなったら母ちゃんが一人になってしまうじゃないか…」

そう言い残し息絶えてしまった。

清丸はその様子を見て「誰が死んだの?あの切れやすいおまわりさん?」と楽しそうに様子を伺っていた。

清丸を乗せた新幹線は、姫路駅にて先ほどの銃撃戦の現場検証が行われることになったため、乗客は姫路で降ろし乗り換えさせると話す警察側。

しかし車掌から清丸サイトの影響で姫路駅に大勢の客が集まり大混乱しているため、列車は姫路駅を通過し新神戸駅に向かうこととになった、そしてSPと清丸にも下車するように命じる。

さらに、新神戸駅には120人の機動隊員が配置されていると告げるが、SPたちはそれが困る…と困惑していた。

そんな大人数がいる中で、どうするのかと問う白岩に、銘苅(大沢たかお)は一般人にまぎれて連れて行くと言うが、いざ駅に近づくと、ホームに誰一人いない。

車掌は、誰もホームにあがってこれないように処置が取られている、そしてこの列車はこのまま車庫に入ると告げ、列車は新神戸駅に停車。

新神戸駅に到着し、乗客たちが一斉に降り、乗り継ぎ列車へとむかう中、清丸を連れ降りようとしたその時、包丁を持った男が清丸の方へむかってくる。

銘苅(大沢たかお)が男に気づき、銃を向け威嚇するが、興奮した男は近くにいた少女を人質にとる。

男に交渉しようとする関谷(伊武雅刀)を銘苅(大沢たかお)は「俺たちの任務は清丸の移送と警護だ」と止める。

するとそこに下で待機していた機動隊が新幹線へと近づいてくる。

車両の中に駆けつけてきた、警察関係者を奥村(岸谷吾朗)が外へと追い出し、車両の中には奥村、白岩、清丸の3人になった。

すると、するとその時、白岩が清丸に銃を向ける。

「これであの子の命も救われて清丸もいなくあればいい。銃が暴発したと言ってくれればいい」と奥村に告げる。

奥村が「本気なのか?」と聞くが、白岩は何も答えない。

すると清丸は「誰ですよ引っかかっちゃ。あなたを試そうとしているかもよ」と笑う。

奥村は白岩に「やめろ、やめてくれ」と言い、白岩は「そうですか、残念です」と銃を下ろした。

外では、関谷が少女を人質にとった男に説得し近づいていた。

「今なら引き返せる、その子を離してくれ。包丁を捨ててくれ」と説得する。

すると男は説得に応じ次第に包丁を床に置こうとする。

もう少し…と思った瞬間、男は「だまされんぞ、清丸を出せ」と暴れだす。

すると、少女の命の危険を感じた関谷は男に向かって発砲し、男は息絶えその場に倒れた。

その様子を新幹線から見ていた清丸は関谷に向かって指でグッドをしめし、不気味な笑みをうかべていた。

その後関谷は、その場に駆けつけた警察に連行されていった。

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藁の楯【映画】ネタバレあらすじ~揺さぶられる倫理観~

銘苅、白岩、奥村の3人になってしまったSPたちは、乗っていた新幹線をハイジャックし、列車を発車させる

神戸、名古屋を通過しノンストップで列車を東京へと向かわせた。

しかし、列車は途中で急停車。

何者かによって線路に障害物が置かれ、動かなくなってしまったという。

強制的に清丸と3人は外へ出され、歩いて乗れそうな車を探すが見つからない。1日歩き倒して清丸が疲れたとその場に座り込んだところ、1台の車が通りかかり、清丸は車にむかって大声をあげる。

車は男が一人運転していた。

銘苅(大沢たかお)は車に近づき、運転手の男に銃を向け威嚇し、車に乗り込む。

奥村が車を運転し、助手席には持ち主の男、そして後部座席には清丸、銘苅、白岩が座った。

すると奥村がバックミラーを除いた時、後部座席に座っている白岩が携帯をいじっているのを目にする。

車を走らせていた途中、助手席に乗っていた所有者の男は、「この男を守るのが正しいのか」と車のハンドルを無理やりきり、隠し持っていたナイフと取り出し清丸に襲いかかろうとする。

奥村が慌てて、車を止め男を取りおさえた。

すると男は「何でこんなやつ守るんだ。だったら何でめぐみを守ってくれなかった」と言う。

実は男は、清丸が襲った最初の被害者の父親だった。

すると清丸は「めぐみの父さんか。あの子よかった。僕めぐみのね…」と不気味に話す。

その様子を見ていた白岩は、銘苅に「清丸が誰かに殺されるとしたら、この人が1番ふさわしいのでは。清丸サイトに位置情報がまた漏れている。時間の問題では」と話す。

しかし銘苅は、清丸をふたたび車に戻したのだった。

清丸を狙った犯行だったことがわかり、清丸サイトを見てみると、またもや位置情報がもれていた。

しかし、今ここにいるのを知っているのはSP3人と清丸だけ。

奥村は、白岩が先ほど携帯を覗き誰かにメールしていた様子から、彼女を疑う。

否定する白岩に銘苅も確認するが「家族にメールした」と言い「メールを見せろと」と白岩の携帯を取り上げる。

携帯をチェックすると子供に「仕事で遅くなる」というメールが残っていた。

すると、隣にいた、奥村もメールを見せろと手を差し伸べる。

その瞬間、白岩と銘苅は奥村に銃を向け発信機を出せという。

奥村は「俺じゃない」とスーツを脱ぎ調べてみるが何も出てこなかった。

しかし、奥村がしきりに右手首を触っていたことに気づいた銘苅。

奥村の手首を調べるとわずかに切れた手首からマイクロチップが発見され、奥村が位置情報を教えていたことが判明した。

奥村は、自分が位置情報を教えている限り誰が清丸が殺しても10億入ることになっており、逮捕されれば10億もらえるということになっていると話す。

刑事としての誇りはないのかと問いかける銘苅。

しかし奥村は

「あるよ。命をかけて守る価値が清丸にはあるか。もし清丸が死刑にならずに出所したらまた清丸は同じ事件を起こす。生まれつきのクズは世の中に溢れている。反省なんてかけらもない連中が溢れている。もう終わりにしよう。そうしないと清丸を生かしておいたこと、いつか後悔する日がくる」

と答える。

しかし、銘苅は金の話しが出てくると全部言い訳にしか聞こえないといい、その場に奥村を置き去っていった。

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藁の楯【映画】ネタバレあらすじ~警察の闇~

置き去りにされた奥村は警視庁に清丸が「白岩と銘苅を人質に取っている」と連絡を入れていた。

銘苅の上司である大木係長(本多博太郎)がこっそりと、銘苅に連絡を入れる。

警察庁では奥村の情報をもとに、人質となっている銘苅と白石の解放をするため、見つけ次第清丸の命を奪っても止む終えないという通達が出されたという。

清丸サイトの条件のひとつ「国家の許可を持って清丸を殺害したもの」

つまり、警察官が職務を持って清丸の命を奪った場合も10億円もらえるというものだった。

とにかくすぐに近くの警察に清丸を連れて行けと大木係長は言うが、銘苅は断り電話を切った。

電話を切った後、二人のやり取りを聞いていた上司に、高峰の側近の警部がなぜ場所を聞かないと尋ねるが、大木は「これ以上誰かが犠牲になるのは耐えられない」と答える。

すると、男は「病気のお子さんのこと考えて」と弱みをつつく。

大木は「どうせあいつの病気は治らない、親は蜷川の指示通りに銘苅と子供のいる白岩をつけさせた。俺の仕事はそれで終わりだったはずだ」

男「いまさら後戻りはできない、金で魂うった私たちのことが表沙汰になればあなたも破滅だ」

と言い、男は去って行った

藁の楯【映画】ネタバレあらすじ~人間の本性~

銘苅と白岩は顔がばれているため、公共の交通機関は使えなくなり、一般車両を調達することにした。
若者が乗っていたワゴン車を調達し銘苅がその場を離れ、清丸と白岩が残された。

すると清丸は、遠くを見つめ「誰かがいる」と白岩に話し、白岩が目を離した隙に清丸は逃走。

逃走した清丸は、通りかかった家の隙間から、少女が寝ているのを見かけ、自宅に進入しようとする。

銘苅と白岩が駆けつけ、清丸を取り押さえる。

清丸は「どうせ僕は殺される、だから今いたずらしてもいいのではないか」という。

すると白岩は、清丸を見つけ次第命を奪っても止む終えないという通達が出されていることを知り、私にもその権利があるということですねと清丸に銃を向ける。

しかし、銘苅は「残念ながらお前には殺せない、10億円手に入るのはお前のプライドが許さないだろう」と言い、白岩は銃をおろした。

すると清丸は、「もし二人が10億円手に入ったら、自分の母に少し分けてやってほしい。女で一つで育ててくれたのに、何ひとつ親孝行らしいことはしたことがない、せめて老後の支えになるお金を
渡してほしい」と言い出したのだった。

移動する車が見つからず探していると、女性の個人タクシー運転手が乗っていきなよと声をかけ、銘苅たちはタクシーに乗り込む。

タクシーの運転手は、テレビで見たという清丸を襲った人たちの身の上話しを始めた。

警察署で最初に襲ってきた警察は奥さんが病気だった。

看護師は旦那がリストラにあい、新幹線ホームで襲ってきた男は中小企業の社長だったが会社が倒産し、親の介護に疲れていた。

機動隊員はギャンブルで破滅しそうになっていた。

結局みんなお金に困っている。でも、自分が捕まっても家族にだけは残そうとしている。

蜷川が仕掛けがゲームに貧困者が参加しているという構図になっている、お金があればなんでもできるのかと呆れ気味だった。

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藁の楯【映画】ネタバレあらすじ~突然の別れ~

タクシーで東京に向かっていたがあちこちで検問が行われており見つかるのも時間の問題だった。

そこで、タクシー運転手の女性は、白岩がタクシー運転手になりきり、銘苅が客として乗車しているふりをし、清丸はトランクに隠して移動させることを提案。

途中行われた検問も無事に通過し、タクシーで東京へと急いだ。

その途中、ふとつけたラジオのニュースにて、清丸の母親が自ら命を絶ったことが伝えられた。

そして、清丸の母が残したという、遺書が読みあげられ「これ以上人様を傷つけないでください。母は先に逝って待っています」というものだった。

そのラジオを聴いた清丸は、その場で泣き崩れた。

銘苅は車を止め、外に出し少し休憩をとらせることにした。

すると銘苅の携帯に蜷川から連絡が入り「君には20億円やろう、30億でもいい」と言い出す。

そして、蜷川は銘苅の妻の命を奪った男の仇をとりたいなら、自分が受けてもいいと話し始める。

しかし銘苅は、「これ以上他人を巻き込むな。自分の恨みなら自分をはらせばいい。人を使って裏切るのは俺は認めない」と電話を切る。

その時、清丸は白岩の隙をつき後ろから襲い、銃を取り上げ白岩に発砲。

銃声を聞いた銘苅が慌てて振り返ると、白岩がその場に倒れ、清丸は不気味な笑みを浮かべた。

銘苅は、殴りかかり急いで白岩によりそう。

「すみません。油断しました。子供一人残すわけには…まだ…3年生…キャッチボールを…」

そういい残し、白岩は息絶えてしまった

銘苅は立ち上がり、「お前のこと命がけで守ろうとしたんだぞ。何でこんなことを…」と怒りをあらわにする。

すると清丸は「だってこの人おばさん臭いんだもん」と不気味な笑みを浮かべて言った。

銘苅は清丸を殴り銃を額に当てる。

すると清丸は動じることなく「死んだ奥さん悲しむよ。人を守るのがあなたの仕事でしょ。」と言う。

銘苅「妻はそんなこと一言も言っていない。俺が心の中で勝手に作った物語だ。その小さな物語を信じなければ俺は生きていることができなかった。

俺はその運転手を刑務所に入っても殺そうとした。仕事がなければ俺はあいつを殺していた。仕事じゃなきゃお前も真っ先に殺していたよ。教えてやろう、5人の中でも1番お前を殺したかったのはこの俺だ」

そう言われ、清丸は声をあげて笑い出した。

銘苅は怒りが頂点に達し、声をあげて銃を発砲しようとした。

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藁の楯【映画】ネタバレあらすじ~職務を貫いた男とクズの本性~

銘苅はタクシーで運転し、東京の警視庁へと辿り着いた。

警視庁の前には大勢の警察、そしてマスコミが銘苅が清丸を連れてきたのか…それとも命を奪ったのか…緊張が走っていた。

銘苅がタクシーを降り、そして後部座席から、生きている清丸を引きずりおろした。

銘苅は清丸の命は奪わなかった。

ふらふらで歩くのもままならない清丸を支えながら、全警察員に見守られる中、銘苅は大木係長に連れ渡した。

「清丸を連行しました」

すると、そこに蜷川が現れ、倒れこんでいる清丸に近づいてくる。

警察が蜷川を取り押さえようとするが、銘苅は警察をとめる。

蜷川が10億円の懸賞金をかけた依頼を取り消さなければ、また清丸の命を狙うものが出てくる。それでは命をかけた白岩たちの意味がなくなる。

銘苅は蜷川に説得を試み近づく。

「大切な人を失った人間の気持ちは少しはわかるつもりです。お孫さん、こんなこと望んでいますか。死んだ人間の声に耳を傾けてください。」

蜷川「死んだ人間は喋ることができない。この男が生きていて、知香がいない、そんなことは許せない」

そう言うと、蜷川は隠し持っていた日本刀を取り出し清丸に襲いかかろうとする。

しかし、力がない蜷川は銘苅に止められその場に倒れこんでしまった。

すると、その場に落ちた日本刀を持ち清丸が蜷川に襲いかかろうとする。しかし、清丸を止めようとした銘苅にささり、その場に倒れてしまった。

清丸は駆けつけた警察官によって取り押さえられた。

蜷川は殺人を教唆した疑いの容疑で逮捕され、そして10億円の依頼は取り下げられた。

後日-

逮捕、起訴されていた清丸に死刑の判決が言い渡された。

裁判所にて最後に言いたいことがあるかと問われる清丸。

すると…

「後悔…反省しています。どうせ死刑になるなら、もっとやっとけばよかったかなって」

銘苅は命をとり止め、白岩が息子と果たせなかった約束キャッチボールをしに再会したようだった。

映画「藁の楯」の感想

壮大なアクションシーンは結構な見ごたえがありました。

日本だとどうしても海外映画のように迫力にかけてしまいがちですが、今回は日本では行えないシーンは台湾など海外で撮影したそうです。(新幹線のシーンかな?)

前半の方のトラックが突撃し、大きく爆破するシーンはかなり見ごたえがありましたね。

まさか5人いたSPが一人ひとりいなくなり、最後は銘苅だけになるとは予想外でした。白岩が亡くなるとは…ちょっと衝撃的でした。

そして、なんといっても藤原竜也さん演じる清丸のクズっぷり!!これはひどくて、いちいちイライラしてきます。

最後の最後に反省の意を述べるのかと思いきや、反省どころか「もっとやっとけばよかった…」って鳥肌が立ちました。

藤原竜也さんが演じるからこそ、より一層クズさが際立っているようにも思いましたね。

この映画、海外の映画祭にも出展される一方で、雑誌「映画芸術」の日本映画ワースト10のワースト9位に選ばれ酷評されるなど、評価が分かれたようです。

しかし、普段こうったアクション系の映画などを見ない筆者でも結構楽しめましたけどね。

ただひとつ疑問だったのが、大木係長が蜷川の依頼により、清丸の護衛に銘苅を命じたと言っていましたが、その理由は同じく家族を失ったもの同士だからなのでしょうか…?

いまいち理由がピンとこなかったこと、そして白岩も同じくなぜ選ばれたのか、シングルマザーで出世できないと言われているため、今回の護衛で出世への道を切り開かせるというものだったのかが、、疑問が残りました。

また、小説は映画とストーリーが結構違うとの話しなので、原作小説も読むとより一層楽しめるかもしれません。

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