2018年新春ドラマ「都庁爆破!」が放送されました。映画並のスケールで描かれるということで、放送前から話題となっていました。
都庁が爆破され国民を人質に取ったテロ組織に挑んでいく‥というストーリー。ハラハラ・ドキドキのドラマ「都庁爆破!」果たしてどんなラストを迎えるのか!?
今回は、ドラマ「都庁爆破」のネタバレあらすじと感想について簡単にまとめてみました。ラストまでネタバレしていますので、結末を知りたくない方はご注意下さい。
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都庁爆破ネタバレあらすじ【前半】
12月24日東京。街はクリスマスムード一色。そんな中、国際テロ組織アイエフ集団が都庁へと侵入。
主人公・本郷(長谷川博己)は、妻・麻由子(優香)と娘・朝美との待ち合わせ場所へと向かっていた。1周間前に、自衛官を辞職した本郷は、自衛官時代に派遣された戦地でのトラウマを抱えていた。
麻由子、朝美と合流し一緒に食事に行こうとするが、米国国防総省・ケイン高村(吉川晃司)から連絡が入り、麻由子たちは都庁の展望台で待つことに。去り際、本郷は麻由子に離婚届が入った封筒を渡した。
本郷は、ケインとホテルのロビーで久々の再会を果たす。二人は本郷がイラク派遣時にケインの部下を助けたことをきっかけに友人関係が続いていた。お互いの近況を報告し、娘のことを話す本郷。その頃、麻由子と朝美は、都庁展望台から東京の景色を見て楽しんでいた。
すると、次の瞬間都庁の一部で爆発が起きる。
本郷は麻由子たちを心配し、急いで都庁へと向かった。都庁から黒煙があがるのを見た本郷は、過去のトラウマから発作を起こし倒れそうになるが、発作を抑え都庁前に到着。逃げ惑う人々の中から、麻由子と朝美を探すが二人の姿は見つからない。
現場には警察、消防隊員が到着。消防隊員の中にアイエフ集団のボス・エム(渡部篤郎)が紛れ込み都庁内へと入っていった。
都庁7階。消防隊員に紛れ込んだアイエフ集団は都知事執務室に爆弾を仕掛け、展望台にて逃げ遅れた40人を人質にとり、麻由子、朝美も捕らえられてしまった。
麻由子と朝美は男たちに携帯を出すように言われる。しかし朝美はパパとつながれなくなるのが嫌だと、嘘をつき携帯を隠した。隣に座っていた妊婦の櫻井結衣(早見あかり)は朝美が携帯を隠すのをこっそり見ていた。
やがて、人質の前にアイエフ集団のボス・エムが現れる。エムは、反抗する人を容赦なく命を奪う。さらに、上空から事件をレポートをしていた報道ヘリがアイエフ集団から攻撃され、墜落してしまった。
ケインは、今回の事件はアイエフ集団の仕業であるとすぐに勘付いていた。だからこそ、ケインは日本へ来日したのだった。
都庁爆破事件は世界各国でも大きく報道され、円売りが急速に進んでいた。その情報を知ったエムは笑みを浮かべ、次の計画の実行を指示をした。
朝美はこっそり本郷にメール入れ、居場所を知らせた。ケインはテロを制圧する覚悟を決め、本郷と共に都庁内へと入っていった。
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やがて、アイエフ集団から政府に人質を開放するための要求が出された。
・海外に展開している自衛隊を即時撤退させること
・イラン、カタールへ6億の援助金を用意すること
政府は対応に追われていた。
本郷は、警視庁公安部・警部補の丸山(小澤征悦)に連絡を入れ、実行犯はアイエフ集団で首謀者はエムであることを告げ、電話を切った。
ケインは本郷に爆弾の解除をするように言うが、本郷は過去の出来事を思い出し体が震えてしまう。1年前、自衛隊として派遣された南スーダンで、本郷は部下・岩倉に爆弾解除を命じた。しかし、本郷が目を離した隙に爆弾が爆破し、岩倉を目の前で亡くしてしまった。
責任を感じた本郷は思い出すたびに震えが止まらない。爆弾は解除できないという本郷に、ケインは自分がやると言い、爆弾が設置されている7階・都知事執務室へと向かった。
本郷は震えが止まらずその場に立ちすくんだ。すると朝美から連絡が入った。朝美はパパが来てくれるってわかったから怖くない、大丈夫と言い、本郷はその言葉に勇気づけられ、必ず助けに行くと誓った。
ケインはアイエフ集団の攻撃を巧みにかわしながら、次なる爆弾が仕掛けられている7階へと向かう。娘の言葉に勇気づけられた本郷はケインと合流。
その頃、消防隊員・海老原(和田正人)の誘導でSITが都庁内に侵入。ケインと本郷は、都知事執務室に到着し、爆弾を発見。本郷はまず仕掛けられている罠を外し、爆弾解除に成功。
そこに海老原、SITが現れる。すると、爆弾の前にいた男がエムの指示により爆破物のスイッチを押し、爆弾が爆発してしまう。さらに、アイエフ集団が現れ襲撃し、海老原、SITたちは巻き込まれその場に倒れてしまった。
危機一髪で逃れたケインと本郷は反撃し、窮地を逃れた。その様子を監視カメラで見ていたエムは、更なる爆破を起こし、都庁のシンボルの一つ北棟が崩壊。
その場に倒れていたアイエフの無線を拾った本郷。すると無線を通じて、エムはもっと恐ろしいことが起きると言い、更なる計画を実行しようとしていた。
ケインは、エムが化学兵器を使うことに気づいたのだった。
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都庁爆破ネタバレあらすじ【後半】
被害が拡大していく中、エムは政府に、逃走用のヘリを都庁屋上に用意することと、確定死刑囚・河瀬の解放を要求してきた。河瀬は22年前化学兵器GX事件を起こした人物だった。
エムがGXを使おうとしていることに気づいたケイン。もし、GXが使われれば、甚大な被害が及ぶ。
本郷の元に警部補・丸山から連絡が入り、ケインが1ヶ月前から任務中に行方不明になっていると知らされ気をつけるように忠告された。
ケインと本郷は、時折アイエフ集団に攻撃されながらもGXが仕掛けられている空調機械室へと向かった。麻由子、朝美たち人質は用意されたヘリに乗るため屋上へと連れて行かれていた。しかし、朝美が携帯を持っていたことがバレ、朝美は一人連れて行かれてしまう。
空調機械室に到着したケインと本郷。アイエフ集団からの攻撃を次々とかわし、やがてGXが仕掛けられている爆発部の処理を始めようとする。
するとそこに、朝美を人質に執ったエムが現れ、ケインに話しかける。実は、エムはケインの弟だった。アメリカの軍人だったエムは、捕虜となり死亡扱いされた過去があった。
アメリカはエムをマークしている。ケインはあとは自分が処理するため計画を止めるように言う。エムを助けるため‥ケインが来日した理由がようやくわかった本郷だった。
すると、ケインは本郷に向かって銃を発砲し、本郷はその場に倒れた。エムは、ケインを拘束し、展望台へと連れて行った。
その頃、目を覚ました消防隊員の海老原はGX爆弾が仕掛けられている空調機械室に到着し、倒れている本郷に声をかける。すると本郷は目を覚まし、起き上がった。本郷は一命を取り留めたのだった。
拘束したケインにエムは、屋上に連れて行った人質は、自分たちの仲間と一緒にヘリに乗せ、墜落させると言う。もし止めたければ、朝美の命を奪えと、朝美をケインの前に座らせた。
すると朝美は、泣きながらクリスマスソングを歌いだした。エムにやめろと言われても歌い続ける朝美。
朝美に銃を向ける、ケイン。
「3・2・1‥」
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するとそこに本郷が現れ、エムを撃ち、ケインは見張りをしていたエムの部下の女性を撃った。
ケインは家族であるエムを止めるため、そして救うためにここに来た。家族を信じてはどうだと本郷はエムに言った。
エムは、意識が朦朧とする中、俺の家族は殺された‥と、隣に倒れた部下の女性を見た。そして、エムは隠し持っていた爆弾のボタンを押した。
実は展望台のクリスマスツリーの傍には、別の爆弾装置が仕掛けられていた。爆破まで残り9分‥。もし爆破すれば、GXタンクに引火し東京中にばらまかれてしまう。
本郷は、ケインに朝美を安全な場所に連れて行くように言い、一人爆弾解除に挑んだ。そして、残り2:20のところで解除に成功‥!と思ったが、8桁のパスコードが必要と表示された。
絶体絶命の状態。意識が朦朧とするエムにコードを聞くが答えない。
そこに、ケインが戻ってきて、パスコードにエムの誕生日など思い当たるものを入れていく。しかしパスコードは解除されない。
するとケインは、「12242006」と言った。すると‥パスコードは解除され、爆弾は止まったのだった。その数字は、エムがアメリカに殺された日だった。ケインは忘れていなかった。
やがて自衛隊が突入し、人質たちは無事に開放。本郷は朝美、そして麻由子とも無事に再会を果たした。麻由子は離婚届を返し、もう一度家族をやり直すことを誓った。
(おわり)
都庁爆破ネタバレあらすじ【感想】
色々とツッコミどころが満載でしたが‥(笑)ケインを演じた吉川晃司さんと、エムを演じた渡部篤郎さんがよかったですね。
もうちょっとテンポよく、スリリングに進められたらよかったような‥。とはいえ、まさかケインとエムが兄弟だったとはビックリでした。さらに、ケインが本郷を撃つシーンに更に驚き。
えっ?本郷さんこれで亡くなるの?と思ったら生きていました。よかった。エムの作戦だったのかなと思いましたが、後で復活するシーンでは携帯ケース?によって一命をとりとめたようだったので、作戦ではなかったよう‥。
色々とわからないシーンもあったのですが、エンドロールまでクリスマスソングという別の意味で面白かったです。
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もっと期待していたのでとっても残念でした。
良くも悪くも日本製 って感じですね。
おいおいってツッコミどころ満載です。
中弛みも何回もあったし、緊迫感もちっとも続かない。
都庁の片側が崩れていくシーンは9.11を思い出しました。
まぁ、それを狙っていたのでしょうが。