岡田将生さんが主演と務めるドラマ「昭和元禄落語心中」のネタバレあらすじと感想についてまとめています。
落語界を去り、みよ吉と共に姿を消した助六。
一方の菊比古は師匠が亡くなり、助六と師匠の知られざる過去を知る。
一人きりになってしまった菊比古は、助六の落語が必要だと、助六を探し、ついに久々の再会を果たします。
詳しい前回第5話のネタバレあらすじはこちら。
昭和元禄落語心中5話ネタバレあらすじと感想 師匠と助六の知られざる過去が明らかに
今回は「昭和元禄落語心中」第6話ネタバレあらすじと感想についてまとめてみました。
ラストまでネタバレしていますので、結末を知りたくない方はご注意下さい。
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昭和元禄落語心中6話ネタバレあらすじ【前半】
久々に助六と再会した菊比古。
みよ吉と一緒になった助六だったが、みよ吉は助六と娘の小夏を置いて出ていき、助六は働きもせず自堕落な生活を送っていた。
菊比古は、しばらく助六の家に居座ると言い、助六の借金を完済したら一緒に東京に戻ろうと言った。
しかし、助六は落語はやらないと頑なに拒否。
それでも菊比古は、助六の生活を立て直すべく、しばらくこの家に住むことにした。
こうして菊比古、助六、小夏の3人暮らしが始まった。
菊比古と助六は銭湯の掃除などをして、お金を稼ぎ、助六の借金返済に当てた。
みよ吉はあいからわず出ていったきりで、帰ってくる様子はない。
そんな中、菊比古は亀屋旅館の座敷にて落語会をやってほしいと言わる。
一方、助六は久々にみよ吉に会っていた。
助六はお金を貯めてやり直すから、3人でやり直そうとみよ吉に言った。
菊比古のことを思うみよ吉に、助六は「あいつはこんな田舎まで来ない」と言い、みよ吉は去っていった。
小夏は父の落語が大好きだった。しかし、みよ吉から禁止されており、母のことをよく思っていなかった。
そんな小夏にせがまれ、菊比古は落語「野ざらし」を小夏に聴かせた。
すると、そこに助六が現れ一緒に落語を始めた。
小夏は喜び、落語を終えた助六に「父ちゃん日本一」と言った。
菊比古は、助六に八雲を継ぎ落語をしなさいと言った。
みよ吉は、菊比古と助六が亀屋旅館で落語をすることを知る。
久々に菊比古の名前を見たみよ吉は「やっと来てくれた‥」とつぶやいた。
亀屋での落語会をすることが決まったものの、助六はやらないと拒否する。
しかし小夏は父ちゃんの落語を見たいと懇願し、助六は落語をすることを決意した。
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そして迎えた落語会の日。
当日は、松田さんも駆けつけた。
そして、菊比古の落語が始まった。
久々に生で見る菊比古の落語に助六は釘付けになった。
一方、みよ吉もこっそり会場に来ており菊比古の落語を聞いていた。
そして、助六の番。
師匠の形見にと、八雲の紋付きの袴を助六に着せた。
助六は人情話し「芝浜」を披露した。
助六の落語にお客は一気に引き込まれ、大盛況に終わり割れんばかりの拍手が送られた。
小夏も「父ちゃん最高!」と喜んだ。
助六は、あんな落語がまたできるなんて神様のご褒美みたいだと言い、菊比古は東京に戻ってまた一緒に落語をやろうと誘った。
一人で落語ができればいいと思っていた菊比古。
しかし、助六の芝浜を見て、人というのは全てわかりあえるわけではない。それでも一緒に暮らす。
足らないことを分け合って生きるのが好きな生き物である。だから人は一人にはならないと言った。
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昭和元禄落語心中6話ネタバレあらすじ【後半】
夜遅くなり、料亭に泊めてもらうことになった。
助六は寝ている小夏を部屋に連れ行く。
そこに料亭の仲居から、他のお客さんが呼んでいると菊比古がある部屋へと案内された。
そこに現れたのはみよ吉だった。
「やっと来てくれたのね‥会いたかった」
みよ吉は菊比古に言った。
菊比古は、迎えに来たから皆で東京に帰ろうと言うが、みよ吉は二人で帰りたいと、菊比古の肩に顔を寄せた。
菊比古は、みよ吉がこうなったのも、助六があんなふうになってしまったのも、全部自分のせいだと言った。
「どうしてきたの?来なければ何も変わらなかったのに‥」
菊比古は、みよ吉を抱きしめキスをした。
一人で生きると決めたのに‥、なぜ人の性分は愚かなのか‥。
そう思いながらも菊比古をみよ吉を求める自分を止められなかった。
みよ吉は、菊比古に一緒にこのまま死んでしまおうか‥とつぶやいた。
すると、そこに助六が現れた。
助六は「落語を辞めてまっとうに働く。みよ吉と小夏を俺の宝だから‥。落語をやることでみよ吉が不安になるなら落語は捨てても構わない」
そうみよ吉に涙ながらに訴えた。
すると次の瞬間、みよ吉が腰掛けていたベランダの柵がはずれ、みよ吉が落ちそうになる。
咄嗟に助六がみよ吉を抱き寄せ、宙ぶらりんの状態に。
菊比古は助六を腕一本で支えるものの、このままでは菊比古も落ちてしまう。
助六は自ら菊比古の手を離し、二人は落ちていった。
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こうして、助六とみよ吉は亡くなった。
「私はまた捨てられた‥甘い夢を見た罰だったのだろうか‥」
突然両親を亡くしてしまった小夏。
菊比古は小夏を引き取り東京に連れて行った。
東京に戻った菊比古は「八雲」の襲名を命じられた。
助六が死ぬほど欲しがった八雲を襲名した菊比古。
菊比古は、落語と心中しようと決意した。
小夏を引き取った菊比古は落語を禁止した。
小夏は菊比古が来たから父ちゃんが亡くなったと言い、いつか菊比古の命を奪うと言った。
「アタシの名は、有楽亭八雲。本当の名前なんか、とうに忘れました…」
(第6話おわり)
昭和元禄落語心中6話ネタバレあらすじ【感想】
助六と再会した菊比古。
みよ吉に愛想を尽かされ、働きもせず落語もせず、自堕落な生活をする菊比古を落語の世界に戻そうと、まずは生活の立て直しを始めます。
少しずつ助六の気持ちも変わっていき、小夏に落語を聞かせていた菊比古の落語にいても立ってもいられなくなったのか、一緒に落語を小夏に聴かせます。
助六が入ってきた時、一気にぱーっと開けていく様子がなんとも言えなかったですね。
そして迎えた落語会の日。
いきいきと「芝浜」を披露する助六の姿に涙‥。
そばで見守る菊比古も幸せそうな表情を見せ、この時間がいつまでも続いてほしいと思うくらい。
しかし、そんな時間は長くは続かず、この後みよ吉と菊比古が再会。
そして、不慮の事故によって、助六とみよ吉が亡くなってしまうという衝撃の展開に‥
一人になってしまった菊比古、そして両親を失ってしまった小夏に胸が締め付けられました‥。
一人になってしまった菊比古は八雲を襲名し、これから小夏との人生が始まっていきます。
来週からは第1話の続きに戻るようで、一体どんな展開が待ち受けているのか。もう続きが気になって仕方がない‥。
次週も楽しみに待ちたいと思います。
原作ネタバレあらすじを先取りしたい方はこちら。
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