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アキラとあきらネタバレあらすじ結末まで!運命に翻弄された二人に訪れる衝撃のラストとは!?

投稿日:7月 22, 2017 更新日:

「半沢直樹」や「下町ロケット」などの大ヒットドラマの原作者でもある池井戸潤さんの作品「アキラとあきら」がWOWOWにてドラマ化されます!

原作小説「アキラとあきら」は実は10年以上前に書かれ表に出ることなく眠っていた作品です。ドラマの製作スタッフが偶然発掘し、池井戸氏にドラマ化することを熱烈にオファー。

ドラマ化するにあたり大幅な加筆をし小説化し、最速でのドラマ化が実現!数々のベストセラーを生み出してきた池井戸潤氏の幻の作品とも言われています。

さっそく、原作小説を読んでみたところ…

何これ…!めちゃくちゃ面白い!!

それぞれ全く違う人生を歩んできた瑛と彬は、日本のメガバンク産業中央銀行に入行。銀行での二人のバンカーとしての生き方はもちろんのこと、幼少期から交差する二人の人生が壮大に描かれた作品です。

かなりボリュームがある作品ですが、読みやすく続きが気になって気になって一気に読んでしまいました。

そこで今回は、「アキラとあきら」のネタバレあらすじを結末までまとめてみました。ラストまでネタバレしていますので、結末を知りたくない方はご注意ください。

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アキラとあきら登場人物キャスト情報

■山崎瑛(斉藤工)

■海堂彬(向井理)

■海堂一磨(石丸幹二)

■海堂晋(木下ほうか)

■海堂崇(堀部圭亮)

■海堂龍馬(賀来賢人)

アキラとあきらネタバレあらすじ【山崎瑛の幼少期~青年期~銀行入行まで】

山崎瑛(斉藤工)の実家は零細工場を営んでいた。しかし瑛が小学生の時に工場が倒産。自己破産し、一家は夜逃げ同然に引越しする。やがて父は技術者の腕を買われ小さな工場に再就職した。

新たな土地で暮らしていたものの、瑛が高校2年生の時、父が勤める工場が取引先に納品した製品の不具合により多額の賠償金を請求されてしまう。

経営は傾き、銀行からの融資も継続も難しい状況に…しかし、産業中央銀行の行員・工藤が融資を継続できるように奔走してくれ、工場を立て直すことができた。

工藤は、大学時代実家が営む工場が倒産し大学を退学せざるを得ず悔しい思いをした。瑛の父と交流を重ねているうちに、高校生の息子(瑛)がいることを知り、大学に行かせられるように働きかけてくれたのだった。

成績優秀ながらも半ば進学することを諦めていた瑛だったが、このことをきっかけに大学進学を決意し東京大学経済学部に入学する。

その優秀さから教授からも一目置かれる存在であり、産業中央銀行の人事部からお呼びがかかり入行したのだった。

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アキラとあきらネタバレあらすじ【海堂彬の幼少期~青年期~銀行入行まで】

大手海運会社・東海郵船の御曹司である海堂彬(向井理)。

祖父が会長を務め、瑛の父・一磨(石丸幹二)が社長として会社の舵を摂っていた。そして一磨には晋(すすむ/木下ほうか)と崇(たかし/堀部圭亮)という弟が二人がいた。

瑛が小学生の時、祖父の提案により東海郵船の事業部を切り離しグループ会社化した。繊維部門の「東海商会」を晋が経営し、観光の「東海観光」を崇が経営。

この3社が横並びに存在し東海郵船グループとして形成されていた。

しかし、瑛が高校2年生の時、祖父が亡くなり、叔父が経営する「東海商会」と「東海観光」はあまり上手くいっておらず、事業の糧になるような資金欲しさに相続でもめていた。

相続には会長である祖父が所有していたグループ会社の株があった、しかし二人は自分が経営する会社以外の株は、瑛の父に譲るため、その分の現金を分け与えて欲しいと要求してきたのだった。

結果的一磨は二人の要求を呑み、叔父たちには多額の金融資産を渡し、さらに赤字であったお荷物事業を買い取ったのだった。

祖父は三兄弟の中で父だけを認めていたフシがあり、一磨にもそれ相当の実力があった。しかしそれを叔父二人はいつしか反抗心が芽生え兄に対しコンプレックスを抱くようになっていた。

その後一磨は、事業を再建に奔走し常にリスクと隣り合わせて闘い続けていた。

やがて東京大学に進学した瑛に転機が訪れる。瑛の元には次々と有名企業からのお呼びの連絡が入っていた。

ある日、東海郵船が運航しているフェリーの航路に、別の大手企業が参入してくるのだという話が浮上した。自宅でも幹部が集まり緊急会議が行われ、家業を継ぐ気がない彬もさすがに心配だった。

やがて父は主要航路に新船を就航させ、予約システムの改善など大改造を行うことを計画する。しかしそれには百億円の設備費用がかかるとメーンバンクとして取引している産業中央銀行への融資の依頼をすることにする。

産業中央銀行の行員が自宅を訪れ話し合いの場がもたれた。父の薦めもあり同席することになった彬。

気楽な気持ちで参加したものの、そこでは融資を巡っての厳しい話しあいが行われた。父の提案に産業中央銀行の行員・安堂は渋り、それどころか歴史ある東海郵船の業態自体の改善を提案し、一磨の予想を上回るアイディアを持ちかけてきたのだった。

会社経営の根幹に関る部分に銀行員が踏み込み真剣になっている様子を見た彬は圧倒された。やがて父は安堂の提案を受け入れ再建させていった。このことをきっかけに彬は産業中央銀行への入行を決めたのだった。

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アキラとあきらネタバレあらすじ【出会い】

産業銀行では3週間に及ぶ新人研修が行われ、その目玉とも言えるのが最後の5日間かけて行われる「融資戦略研修」

新入行員が3人一組となり、実践に近い取引先データを用いて、融資するかしないかの与信判断を行うというもの。

3人一組になったチームで、片方のチームが融資を受ける企業側、そしてもう片方のチームが銀行に分かれての対決となった。

ファイナルチームに残った彬と瑛に最終ステージとなる企業のデータが届けられた。

彬は融資を依頼する企業側役となり、手渡された財務データなどの分析を始めた。しかし、どう考えても融資実行は難しいものであり愕然とした。

しかし、ここで彬は驚くべき行動にでる。

そして新人行員300人と銀行員が見守る中、彬が提出したものはなんと「粉飾」だった。

しかし、銀行役の瑛には元のデータしか手渡されていない。この粉飾を見破れるのかどうか、新人行員、そして同席した行員たちも息を呑んだ。

瑛の決断は…

「融資見送り」だった。

彬は緻密にデータを作り上げていたが、瑛は見落とすことなく見破ったのだった。

こうして新人研修とはいえど、度肝を抜かされた行員は唖然とし、行内でも伝説として語り継がれるものとなった。

アキラとあきらネタバレあらすじ【バンカーとしてのあるべき姿】

入行3年目。

階堂彬は、やり手の銀行員でもある先輩・伴埜弘道(ばんのひろみち)とタッグを組まされていたが、伴埜の強引なやり方に疑問と不安を抱いていた。

ある日、伴埜は新たな取引先・茂原製薬と10億円の融資案件をまとめてきた。しかし彬が資料を確認したところ、かなり危ういものであると思い融資すべきでないと感じた。

彬がやんわりと伴埜に告げるが、聞く耳をもたず、融資は実行されたが後に大きな問題へと発展。訴訟問題へと発展する1歩手前の窮地に陥っていた。

そんな本店のピンチを彬は自身のアイディアで救い、なんとか切り抜けることに成功し自身の能力を認めさせたのだった。

一連のトラブルの中で、彬は儲けのためだけにカネを貸している他の行員を目の当たりにし、「人のために金を貸せ」と言われたバンカーとしての在るべき姿を改めて思い出したのだった。

その頃、彬の叔父・晋が経営する「東海商会」と崇が経営する「東海観光」はタッグを組み、高級リゾート施設を作る計画を立ていた。そのためにこれまで東海商会に融資をしてきた産業中央銀行営業部の安堂に「90億円」の融資の相談が行われていた。

提出された経営計画書を確認し、成功するとは到底思えないと感じた安堂は融資はできないと即答する。

しかし晋は安堂の忠告に聞く耳をもたず、これまで数十年と取引をしてきたメーンバンクである産業中央銀行から三友銀行へ変えると持ちかける。

それでも安堂は動じず、結果叔父たち二人が経営する「東海商会」と「東海観光」は産業中央銀行から三友銀行へと鞍替えりしたのだった。

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その頃、山崎瑛も企業向けの融資を担当し、「人のために金を貸せ」といわれたことを忘れずにバンカーとして奔走していた。

取引先のひとつである零細企業を救おうと奔走していたが現実的な問題から融資実行できず倒産してしまう。その企業の社長には心臓に大きな病気を患っている娘がおり、アメリカで心臓移植するための資金をためていた。

しかし、倒産により娘の心臓移植のための資金も差し押さえとなりそうになっていた。そのことを知った瑛は銀行員では考えられない行動をとる。

それは差し押さえになる前に、別の銀行に預金を移すよう社長に促したのだった。会社は倒産したものの、手術は無事に受けられることになりその家族からアメリカから瑛の元に手紙が届いていた。

娘の手術は成功したという。会社は倒産したものの、家族だけは救ったのだった。

「カネは人のために貸せ」

彬と瑛、二人はこの言葉をかみしめトップバンカーへと大きく羽ばたいてくのだった。

アキラとあきらネタバレあらすじ【父の死~託された思い~】

階彬の父・一磨が倒れ、同時にがんが見つかった。余命はもってあと1年と宣告される。

一磨は自分の命が長くないことを受け止め、次期社長候補として常務の小西を社長に就任させることで動いていた。彬も小西のことは幼い頃から知っており、賛成していた。

しかし、これに反対するものが現れた。彬の弟の龍馬だ。

龍馬は大学卒業後、東海郵船に入社。将来的には次期社長として会社を継ぐものであろうと考えられているが、まだ入社4年目で時期早々である。その夜、彬は実家に戻り龍馬に説得を試みるが龍馬は聞く耳は持たない。

一磨は病魔に体を蝕われながらも、やるべきことを徹し、龍馬を説得ししぶしぶながらも小西を新社長へと就任させた。

しかし、一磨は東海郵船の株を8割所有している。これは龍馬へと受け継がれることになり、実質的な経営権を持つのは龍馬となる、小西はお飾り社長になってしまうことを彬は心配していた。

その後、一磨は厳しい闘病生活を終えこの世を去った。

遺言書が残されており、家族への財産分与の記載がされていた。彬には、実家の土地建物を譲ることが書かれていたが、それ以外の金融資産は彬の取り分は少なく龍馬へ手厚く配分されていた。

龍馬は後に東海郵船を継ぐものでもあるため、何かあった時のために彬よりも多く配分されていることは納得できる。しかし、それを差し引いてもあまりにも彬への配分が少なすぎた。

ところが、最後の驚くべきことが書かれていた。

それは一磨が所有していた東海郵船の株式については全て彬へと譲るとされていたのだった。龍馬は不服の表情を浮かべていた。

一磨は最期の時、何かを言いたげだったがこれだったのか。一磨は、彬に株を譲ることで、龍馬の経営監視を強めようとしていたのだ。

しかし、龍馬は納得せず株式を自身に売ることを要求してきた。彬もそれを受け入れようとしたが母に父の意思を尊重するべきと厳しく言われ彬が譲り受けることとなった。

一磨が亡くなったあと、小西が社長に就任したものの保守的で収益向上も業容拡大といった成長もなく、結局2年で社長の座から引きずり下ろされ龍馬が社長に就任した。

しかし小西派の幹部もおり、積極経営でスピード重視の龍馬の経営方針に異論を示すものも多く龍馬は孤立し、会社の業績も日増しに厳しいものとなっていった。

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アキラとあきらネタバレあらすじ【運命】

東海郵船の担当を引き継いだ産業中央銀行の行員・水島カンナは、前任者から運転資金の需要があると聞き、稟議書作成のため東海郵船を訪ね、直近の業績がわかる試算書を確認していた。

どの会社も厳しい状況の中、黒字は確保され健闘していることがうかがえる。しかし、その書類の中に不振な点が見つかった。すぐさま指摘すると、東海商会と東海観光が進めたリゾート施設・ロイヤルマリン下田への保証料だった。

なんとしてもロイヤルマリン下田は成功させるという龍馬だったが、カンナは到底成功するとは思えず、保証をするのをやめるように忠告する。もし階堂彬が知ったら、絶対に阻止するはずだからだ。

しかし、彬の名前を出した途端龍馬の顔色は変わった。もしかして連帯保証に同意してしまったこと、それが間違っていることに気づいているのではないか、しかしそれを認めるわけにはいかない…。

カンナはすぐさま彬へ報告した。そして同じ頃、社長を追われ子会社の社長に転じていた小西から龍馬の社長としての手腕に社内でも危機意識が高まっている、と彬に告げられる。

さらにロイヤルマリン下田も業績不振であり、運営している東海商会と東海観光の資金繰りも悪化。さらに東海郵船は巨額の保証債務をつけられてしまった。

このままでは全て共倒れとなるのも時間の問題であり、彬に救いを求めて家業に戻ってほしいといわれる。しかし彬はこれを拒否した。

後日、窮地に立たされ肉体的にも精神的に追い詰められた龍馬は入院してしまう。病院に見舞いに行った彬は自分ではもうどうにもできないと涙ながらに、自分の代わりに東海郵船を経営して救ってほしいと頼まれる。

 

運命には逆らえないのか…。その翌週、彬は銀行へ辞表を提出した。

アキラとあきらネタバレあらすじ【新たな挑戦と立ちはだかる壁】

彬が社長に就任し、産業中央銀行内でも担当替えがあり、山崎瑛がメーン担当者となった。

彬はすぐさま問題となっているロイヤルマリン下田の財務データを確認したが粉飾されていることに気づく。

翌日、晋と崇の元を訪ね今一度必要書類を用意させ事実確認を行うが、明らかになったのは手に負えない不良債権ともいえる実態だった。

無謀なリゾート開発、事業失敗、うそ臭い男に騙され、龍馬を粉飾で騙し、連帯保証を入れさせこれは犯罪に匹敵するものだと彬は言い放つ。

このままでは、全て共倒れとなり全員破滅してしまう。

もはやロイヤルマリン下田を破綻する前に売却するしかない。かなり難しい案件ではあるが、彬はそれしか生き残る道はないと考え、産業中央銀行へと依頼をし、瑛が選任され担当することとなった。

瑛は、国内企業のみならず外資にも売却を持ちかけ奔走するものの、不景気ということもあり難航した。ロイヤルマリン下田が抱える課題はあまりにも大きい。

そんな中、一筋の光が差し込み始めた。

それは業績不振に陥った旅館やホテルなどをいくつも買収している「能登島ホテル」だ。すぐさま瑛は金沢にある能登島ホテルに向かい、ロイヤルマリン下田の売却を持ちかける。

しかし、晋が三友銀行に何気なく話してしまったことにより、三友銀行による情報漏えいが原因で、売却の話しは白紙となってしまったのだった。

もはやロイヤルマリン下田の売却は難しい…。そこで瑛が苦肉の策として考えたのが「東海商会」ごと売ることだった。

東海商会はもともと繊維の専門であり、多くの大手企業のとの取引がある。買収側からすればこれはかなりの魅力的に映る。これ以外に方法はなかった。

彬は晋に新たな道を踏み出すための和解案として突きつけてた。晋は彬にそう言われ、自身の人生を振り返った。子供の頃から兄・一磨と比較され、いつしか見返そうとしていた。

しかし、そう足掻いた結果が今の現状であることに気づいたのだった。晋は引退することを決意し、東海商会をごと売却することを決意し、反対していた崇を説得した。

新たに売却先を探すものの、ロイヤルマリン下田という不良債権が付属しているのがネックとなり売却先探しは難航していた。

そんな矢先、新規事業として繊維部門に力を入れようとしている「大日麦酒」を知り打診を持ちかける。しかし、ロイヤルマリン下田を切り離してなら買収したいというものでうまく条件がすりあわずにいた。

ロイヤルマリン下田が三友銀行からの借金は140億円。もし東海商会のみを大日麦酒に売ったとしても50億円。50億円では到底三友銀行への返済は不十分であり、ロイヤルマリン下田はどのみち倒産してしまう。

東海郵船にも資金の余力はない。

もはや彬は、ロイヤルマリン下田を黒字化させるしか残された道はないと判断する。買収に協力していたコンサルタント企業の力を借りればホテル経営のノウハウを手にすることはできる。

同時にメーンバンクとなっている三友銀行から産業中央銀行へ移行できれば高額な利子からも脱出し黒字化へと早く近づけられる。

しかし、メーンバンクを産業中央銀行に変えるためには、三友銀行からの借金を返金しなければいけない。

そのためには産業中央銀行からの融資をしてもらうしかない。普通に考えれば無謀とも言える融資である。しかし、そこで働く社員のため、家族のために140億という巨大な融資を瑛へと依頼した。

普通ならまず断るであろう話しだ。しかし「カネは人のために貸せ」という言葉を思い出し瑛は自身の運命をも左右するこの融資申し出を引き受けたのだった。

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アキラとあきらネタバレあらすじ【運命をかけた稟議】

山崎瑛自身も勝負をかけた稟議書を作成し、部長である不動に提出する。不動は保守的な男であり、瑛が彬からの140億円もの融資を依頼されたことに対し無謀だと考えていた。

しかし瑛の書いた稟議書は不動の予想を上回るものだった。

それは…

「ロイヤルマリン下田には融資をしない」というものだった。

まず東海郵船に140億円を融資する。そして、同社はそれを全額ロイヤルマリン下田へと出資し、三友銀行からの借金を全額返済させ、取引を解消。

この時点で、ロイヤルマリン下田は高金利負担から解消される。

しかし、赤字のホテルに配当は期待できないため、資本のコストはほぼゼロとなり、新経営戦略を立ち上げ、損益は一気にわずかばかりの赤字程度まで改善できる。

そして「東海商会」は70億、そして「東海観光」は20億もの連帯保証が三友銀行にあったが、この時点で両者の連帯保証債務は解消される。

それと引き換えに両者の株を東海郵船に譲渡し、ロイヤルマリン下田も含め、関連会社の全てを東海郵船の傘下にする。

東海郵船の傘下となった東海紹介は大日麦酒へおよそ50億円で売却。その金額を産業中央銀行への返済へとあてれば、融資額は140億円から90億円までへと引き下げることができる。

この金額であれば東海郵船の財務内容からも許容範囲と考えられる。

また、東海商会を大日麦酒への売却条件として「東海商会に絡む海運を東海郵船で独占するもの」とし、同意を得られているという。

不動はしばらく黙っていた。

やがて、立ち上がり、だまって承認欄に捺印を押し、決裁箱へと入れた。

そして瑛に「いい稟議」だったと一言告げたのだった。

アキラとあきらネタバレあらすじ【その後】

東海郵船に140億の融資が実行され、5年後。

大日麦酒に買収された東海商会は飛躍的に売り上げを伸ばし、商会と取引をしている東海郵船も順調だ。

東海郵船の傘下に入った東海観光では崇が会長、そして龍馬が社長へと就任し堅実に成長している。

ロイヤルマリン下田も黒字化され、新たな飛躍を遂げようとしていた。

瑛は彬に遊びがてらロイヤルマリン下田のその後を見に来てくれと言われ、家族3人で車で向かっていた。

その途中、かつて瑛が幼き頃育った田舎へと寄り道した。

その場所にはかつて瑛が住んだ家も、父が経営していた工場も何もなかった。しかし、目を閉じると、幼き頃に聞いていた工場の機械が動く音、そして油の匂いなどが感じられた。

もう戻ることがないと思っていた瑛の原点。今ようやく戻ってきたんだなと感じた。

瑛と彬。

自らに与えられた運命と宿命を乗り越えまた新たな道を進んでいくのだった。
(おわり)

アキラとあきらネタバレあらすじの感想

アキラとあきら、タイトルからも二人の対決かと思いましたが、時折交差するもののそれぞれが背負った運命を乗り越えて成長していく物語でした。

しかし、かなり重厚で読み応えがあり、とても楽しめるものでした。

ドラマ化では原作と若干違う部分があるかと思いますが、どのように描かれるのかドラマはドラマでとても楽しみですね。

ぜひ原作小説とあわせて楽しむことをおすすめします!

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