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世にも奇妙な物語明日へのワープ(三浦春馬)ネタバレあらすじ結末を原作から!アイリウムを飲み続けた峰雄に訪れる未来とは‥

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「世にも奇妙な物語’2018春の特別編」にて三浦春馬さんが主演を務める「明日へのワープ」が放送!

この作品は漫画「アイリウム」が原作です。

1錠飲めば1日分の記憶を飛ばすことができる薬を手にした主人公・峰雄。嫌な出来事がある前に飲んでおけば、記憶には残らずワープすることができる魔法のような薬を手にし、人生を行き急ぐかのように薬を飲んでいく。

アイリウムを飲み続けた峰雄の未来は一体どうなっていくのか!?

今回は「明日へのワープ」の原作「アイリウム」のネタバレあらすじを簡単にまとめてみました。ラストまでネタバレしていますので、結末を知りたくない方はご注意下さい。

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明日へのワープ原作ネタバレあらすじ【前半】

主人公・峰雄(三浦春馬)は、いつか映画監督になり自分の名前を世に轟かせることを夢見て自主制作映画作りに励んでいた。

しかし、現実は甘くなく特に注目されることも大きな賞を獲ることもなく20代後半に差し掛かっている。

同級生たちが安定した仕事に就き、家族を持ったりしていく様子を見て焦りを感じ始め、さらに一緒に夢を追いかけ女優志望だった恋人の由紀も田舎に帰って婚活すると宣言。

自分の人生を後悔し始めた峰雄は同窓会に呼ばれていたが今の自分の姿を知られるのが恥ずかしく行く気になれずにいた。

しかし、行かなければ逆に恥ずかしいから来れないと言われてしまうかもしれない‥。

そんな中、峰雄は1日先にワープできるアイリウムという薬を入手する。

1錠飲めば24時間記憶を失っている状態となり、嫌な出来事が終わった後にワープできているという薬だった。

さっそく同窓会の前にアイリウムを飲んだ峰雄は目を覚ますと同窓会を終えた後にワープしていた。

恐る恐る地元の友人に連絡をすると、確かに同窓会に出席し特に問題なく普通に過ごしていたという。

すっかりアイリウムに魅了された峰雄は瓶ごと入手。2錠で3日、3錠で1週間という効果があるという。

ちょうど応募しているPLA映画祭の結果が1週間後にわかる。この賞を獲れれば大きく道が開け、由紀の気持ちも引き止めることができるかもしれない。

早く結果が知りたい峰雄はアイリウムを3錠飲み、目を覚ますと1週間後に飛んでいた。しかし、落選し由紀は峰雄の前から去っていた後だった。

全ての結果が一瞬でわかり、同時に全てを失った。

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明日へのワープ原作ネタバレあらすじ【後半】

しかし、辛い瞬間を体験しなければ意外と心の傷は軽い。それからというもの、峰雄は現実から逃げるようにアイリウムを飲み続けた。

1週間後には状況が好転しているかもしれないという期待も込め、アイリウムを飲み明日の自分に人生のバトンを渡し続けた。

誇りを持っていた映画の仕事も、自分の作品を人に見せるのも恥ずかしいと思うようになり、自分がもっとしっかりしていればPLA映画祭の賞も獲って自分と一緒に夢を追い続け映画を作ってきた仲間たちにも恩返しができたのかもしれないと自分の力不足を責め続けた。

もう映画の仕事を終わりにし、全うに生きなければと死に向かって急ぐかのようにアイリウムを飲んだ。

そして、目を覚ました峰雄は、見覚えのない部屋にワープしており、自分が写った鏡を見て愕然とした。

鏡に写った自分はひどく老けていた。すると、部屋に小学生の女の子が帰宅。激しく動揺する峰雄に少女は「パパ、どうしたの?」と問いかけてくる。

峰雄は15年後にワープし、結婚して娘がいることになっていた。

アイリウムは服薬を重ねるとオーバードーズしてしまうため気をつけるように言われていたが、峰雄はうっかり重ね飲みしてしまったのだった。

15年後、42歳となった峰雄は映画関係のライターの仕事をしており、東京を出て地元名古屋で10歳年下の妻と9歳になる娘と慎ましく暮らしていた。

そしてあれ程まで欲しがっていたPLA映画祭の賞を獲っていたが、トロフィーは雑に部屋の隅に置かれていた。

映画祭で賞を獲りあの時絶対に越えられない壁を越えられたものの、次なる何かに挫折し映画から完全に足を洗ったようだった。

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峰雄は机と椅子しかない部屋に違和感を抱き娘に質問した。すると、娘はここは「アイリウムの部屋だから」と答える。

アイリウムという言葉に動揺する峰雄。

アイリウムは自分が撮った写真や素材を3Dプラネタリウム化することができるアプリだと言い、娘が宇宙の写真を選択するとその部屋が宇宙にいるかのような空間となった。

峰雄はアイリウムによって27歳から42歳に一気にワープした。目の前の現実からとにかく逃げ続けた峰雄。

しかし、苦しかった日々も迷った日々もいつか終わりを迎えるのであれば、全て自分の身に刻み続ければよかったと激しく後悔し号泣した。

ふと目を覚ました峰雄は27歳に戻り、薬をもらった男の部屋にいた。

アイリウムは元々ワープの効果はなく、多幸感と神秘体験が味わえると一部の愛好者から大ブレイクしている薬なのだと説明された。

峰雄は、自分自身今この瞬間が後でどういう思い出となるかわからないが、記憶こそが人生を象る手立てであると知ったのだった。

(おわり)

明日へのワープ原作ネタバレあらすじ【感想】

1錠飲むことで、24時間先の未来にワープすることができるアイリウム。

やりたくないことや嫌なことがこの先あることがわかっている前に服用すれば、その記憶を消したまま事を終えることができるという薬。

峰雄は今目の前の辛い状況から逃げるようにアイリウムを飲み続けた結果15年後に一気にワープしてしまいました。

その15年間に欲しがっていた賞も獲り、映画監督にこそなれなかったものの結婚して娘もいて細やかながらも幸せに暮らしている世界にワープします。

それまでの過程の苦しみや辛さを感じることはないものの、同時に喜びも何も感じずに15年後にワープしてしまいました。

峰雄は、何にも感じないのであれば苦しみも、辛さも自分自身に刻めば良かったと深く後悔。

結果的に、ワープ自体はしておらず、アイリウムの幻覚だったのですが、例え辛い記憶や嫌な記憶であっても自分の象るものであり、それさえも失ってしまえば自分自身の存在すら薄くなっていく。

取るに足りない出来事の積み重ねで人生は作られていくものであって、伊坂幸太郎氏の作品で出てきた「人生に要約はない」というのを思い出すような作品でした。

また原作漫画「アイリウム」は今回ドラマ化されたこの作品だけでなく、アイリウムを題材としたオムニバス作品集となっています。

他ストーリーも感動的なものもあれば、恐ろしいものもあり面白かったので、ぜひ原作漫画を読むことをおすすめします。

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